2011年2月14日 10:24
働き女子の心得vol.2 “働き女子”が共感! 『英国王のスピーチ』座談会レポート
ジョージを優しく指導するライオネルの存在が、まるで自分に語りかけてくれているようで(笑)。ジョージとライオネルの関係も微笑ましかったですね。
神野さん:最初は国王という職業は簡単に投げ出せない職業なので、かわいそうだなと思ったんです。でも、家族やライオネルといった周りの人に恵まれているジョージを見て「愛だな」って。愛情がどれだけ大切なのか感じました。
変わっていくジョージ6世に「好きかも!」
Q:みなさんジョージ6世に対する好感度は高かったようですね。具体的に彼のどんな行動がリーダーらしいと思いましたか?
吉田さん:王位に就くのをずっと嫌がっていたのに、結局は頑張ってしまう。口ではイヤイヤ言ってもやってしまうところですね。
神野さん:そうそう、王室に生まれてちやほやされながら育てられると、傲慢に成長しそうな気もするけれど、自分の欠点をコンプレックスだと思っていること、悔い改めようとしていること、自分が変わろうとするところは凄いですよね。小山さん:最初に登場するジョージは、つっけんどんですぐ怒るし、最初は嫌な性格の男性だなと思ったんです。でも、徐々にライオネルのペースに乗せられていく姿が愛らしく見えてきて。