【ハリウッドより愛をこめて】オスカーに輝くのは…トム・ハンクスがスピーチの指導?
中でも確実視されているのが、コリン・ファースの主演男優賞受賞。また、批評家たちによれば、BAFTAで助演男優賞を獲得したジェフリー・ラッシュも、同候補のクリスチャン・ベイル(『ザ・ファイター』)を破って、オスカー獲得との可能性も示しています。一方、共演のヘレナ・ボナム=カーターについては、英国アカデミー賞では見事勝利しましたが、オスカーではメリッサ・レオ、もしくはエイミー・アダムスの受賞が有力なのではと思っています。とは言え、結果は“神のみぞ知る”ですが。
さて、アカデミー賞授賞式でいつも気にかかるのが、受賞者たちのスピーチ。受賞者の中には、オスカーとは全く関係のない政治や戦争の話を始める人もいれば、話が長すぎて、与えられたスピーチ時間を守らずに、延々と話し続ける人もいます。今年はそんな“災難”を防ぐため、アカデミー賞の運営側は191人の候補者全員に、受賞時のアドバイスを収録したDVDを配布したのだそう!そのDVDで全員に伝えているのは、“もし受賞者に選ばれたら、短く(Short)・端的に(Sharp)・輝かしく(Shiny)、スピーチをまとめなさい”ということ。DVDには、なんと俳優のトム・ハンクスも出演しており、こうアドバイス。