宮崎あおい&堺雅人 夫婦になれる喜び、「一緒にいることが当たり前」の関係
一緒にいることが当たり前だったし、会話がなくても気を遣わない。私たち、相性がいいですよね?(笑)」。
役者としての成熟、モットーは「自分に甘く」(堺さん)
宮崎さんからの可愛らしい問いかけに「うん。そうだと思いますよ」と答える堺さんにはこんなプランも。
「“夫婦といえば堺と宮崎!”という感じで、夫婦役の日本記録を目指すのもいいんじゃないかなって。いろんな夫婦の形があるわけですから、その中でただただ夫婦を演じ続けるという不毛な挑戦をしてみたいかも(笑)。近所のご夫婦みたいなチョイ役とか、台詞がない通行人とか…。“堺と宮崎が演じているのだから、あの通行人はきっと夫婦だろう”なんて思ってもらえたりしてね」。
映画の中の2人は互いを「ハルさん」「ツレ」と呼び合い、夫の大ピンチにもめげず、夫婦の絆を強めていく。そこにあるのは理想にすら思える素敵な夫婦の形だ。
「すごく素敵な夫婦ですよね。この夫婦はうつ病という壁にぶつかりますけど、2人で向き合って乗り越えていく。その姿はとても尊敬できるものですし、いろんな夫婦の形があるけれど、私は良い夫婦の形だなと思っています」と宮崎さん。堺さんも同意して言う。