くらし情報『“母”ニコール・キッドマンが語る「どんな苦痛に見舞われてもユーモアを失わない」』

“母”ニコール・キッドマンが語る「どんな苦痛に見舞われてもユーモアを失わない」

ベッカとハウイーの夫婦は、それぞれのやり方で悲しみに暮れながらも一緒に生活している。それがとても面白いと感じましたし、私自身がベッカ(舞台ではシンシア・ニクソンが演じていた)を演じてみたいと思いました」。

ニューヨーク郊外の美しい住宅街。平穏に暮らしていた夫婦の間には、ひとり息子の突然の死をきっかけに、深い溝が生まれる。前に進もうと必死なベッカは感情を押さえ込もうとするあまりに反動で怒りに似た感情を周囲にぶつけてしまい、夫・ハウイーは亡き息子の面影から立ち去れないでいる。
「生きたいという欲求を奪い去ってしまうような、このような大きなショックを受けたとき、どうやって人は生き続けられるのか?それは結婚に関することであり、家族に関することであり、そして究極的に生き続けることと希望に関する問題でもある。それは私がこの物語のとても素晴らしいと思う点であり、同時に驚くほど皆の痛みが感じられる、まるで地雷原のようなもの。人々は地雷原の中を歩いている。
痛みを通じて私たちがひとつになる多くの時間が、この物語を通じて照らし出されるのだと考えました」。

そして、この想いをニコールはジョン・キャメロン・ミッチェル監督へと継ぐ。

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