ファン・ビンビン「女性扱いしてもらえなかった」と壮絶体験をふり返る
戦争を描いた映画だが、女性のみなさんにも必ず楽しんでもらえるはず」とジェギュ監督は語る。
一方、空前のスケールで製作された本作で、体当たりの演技に挑んだキャスト陣はといえば、「とにかくきつかったですね。本物の戦車が行き交う撮影なんて経験したことないですし、想像を絶する…ひどい現場でした」(オダギリさん)、「ジェギュ監督とは『ブラザーフッド』以来です。撮影前は当時の経験を活かし、共演するみなさんにアドバイスしようと思っていましたが、あまりのスケールの大きさに、私の経験談も役には立ちませんでした」(ドンゴン)と男性陣も震え上がる(!?)壮絶な体験だったようだ。紅一点のビンビンは、日本軍への復讐に燃える凄腕スナイパーという役どころで「射撃やアクションの訓練に明け暮れ、女性扱いしてもらえなかった」と思わず本音をもらし、撮影をふり返った。
それだけに、オダギリさんは「とにかく観てほしい。見どころですか?1つのシーンだけを挙げることはできないし、見どころは書かなくて結構です」と自信満々。ドンゴンも日本語で「その通りです」と胸を張る。
ビンビンは当初、戦争映画への出演に躊躇もあったようだが「人間同士の愛と触れ合い、互いを思いあう心が描かれているのが、この映画の大切な点です」