役所広司、共演陣の愛の告白に「来年も『好き好き』言われたい」とニンマリ
役所さんは「来年もこうやってみんなに『好き好き』って言われる年になれば」と笑みを浮かべていた。
五十六の妻を演じた原田さんは「私の両親は戦争には行ってませんが、軍需工場などで働いていて、好きなことが出来なかった世代。そういう時代があって、いま、私は好きなことをやらせてもらっていることの幸せをつくづく感じます」とあの時代を生き抜いた人々への感謝の思いを語った。
五十嵐さんも「当時は若い世代が戦争の最前線に立ってました。いまの戦争のない日本があるのはその人たちのおかげ。若い人にも観て何かを感じてもらえたら」と訴えた。
撮影は東日本大震災から2か月後の5月に始まったが、吉田さんは「いま、自分たちに何ができるのか?と考えて臨みました」と真摯に語る。玉木さんは「震災があり、また世界でもいろんなことがありました。
観終わって、今後を担う人たちがどう受け止めてくれるのか?何かを考えていただけたら」と訴え、役所さんも「まだまだこれから子孫の代まで復興に向けて進んでいかないといけない」と力強く呼びかけた。
『聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』は全国にて公開中。■関連作品:
聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実― 2011年12月23日より全国にて公開
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