くらし情報『『はやぶさ 遥かなる帰還』中村ゆり “熱い現場”で手にした成長と変化』

2012年2月14日 21:14

『はやぶさ 遥かなる帰還』中村ゆり “熱い現場”で手にした成長と変化

それは、映画の現場然り。そして実際のはやぶさプロジェクトに携わった研究者たちの姿そのものと言える。 誤解を恐れずに言えば、非常に優秀で専門性の高い知識を持ったいい年した大人たちが、好きなことに打ち込みヤンチャしているような…。
「そう思います(笑)。それってすごく素敵なことなんだなと。自分がやっていることを楽しめてるって素晴らしいことだし、私もまず楽しんでやらなきゃって思いましたね」。

『パッチギ! LOVE&PEACE』で可憐だが強い芯を持ったヒロイン役を務めたのが2007年。近年では『桜田門外ノ変』に『ばかもの』などそれぞれに全く異なる役柄で、心に刺さる存在感を示している彼女も今年で30歳を迎える。
「現場が少しずつ分かってきたかな…」と現在の立ち位置をふり返る。
「と言いつつ、いまでも役に入る前はビクビクしてるから変わってないかな(笑)。でも『パッチギ!』の頃は本当にギリギリの状態で、行きの電車で『私はできる、私はできる』って呪文のように唱えてましたからね…。そう感じるような仕事をしていかなくちゃいけないなと改めて思います。映画にしろドラマにしろ、俳優ありきで作品が決まっていくようなところがあり、それは良くもあり悪くもあるところだと思いますが、私自身は自分の想像を超えて『この監督の言う通りに動いたら私、最強じゃん!』って思えるような監督とお仕事したいですね。

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