M・スコセッシ監督、最新作は「12歳になる娘のため」 男児出産した小雪も絶賛!
彼こそがかつて“映画の父”と尊敬された名監督、ジョルジュ・メリエスだった。2人の運命を大きく動かす機械人形の秘密とは?
オスカー最多ノミネートとなった現状は「とても興奮している。私にとっても、特別でパーソナルな作品だからね。年を重ね、人間的に成熟することは大切だが、それと同じくらいピュアな思いを大切にした。そんな作品だよ」。初挑戦した3Dについては「私が無知なのかもしれないが(笑)、3Dの常識としては『やっちゃいけないこと』もたくさん試したんだ。劇中に舞う雪やホコリも含めて、作品そのものが3Dに合っていたとも言えるね」とふり返る。
映画ファンながら「なぜ、自分は映画が好きなのか?」を思い出させてくれる本作。
スコセッシ自身、子ども時代はぜんそくだったと言い「スポーツもダメ、植物や動物に触れることもダメだった。そんな私にとって、映画は自分の夢を広げてくれる世界だった。父は厳格だったが、よく映画に連れて行ってくれた。映画のおかげで、父との絆が生まれたと言っても過言じゃないと思うね」と映画への思いは格別だ。また、主人公・ヒューゴの姿に自分の幼少期が反映されているとも語った。『ヒューゴの不思議な発明』は、3月1日(木)