吉高由里子&生田斗真の“生”「好きだ、バカ!」に観客熱狂
と茶目っ気たっぷりに映画をアピールした。
撮影中の印象深いエピソードを尋ねると、生田さんは七美と矢野がバス停でキスをするシーンを挙げ「2人っきりでいるように見えて、道路を挟んでカメラを構えた撮影クルーがいて、さらにその後ろに200人くらい見学の人がいました。(セリフで)『誰も見てないよ』なんて言いつつメッチャ見られてました(笑)」と明かした。
映画の中で七美が矢野に言う「好きだ、バカ!」というセリフが印象的だが、この日は吉高さんのみならず、生田さんや監督も連呼。生田さんが「僕や吉高さんの舞台挨拶でのオシャレな衣裳がうらやましくなって、『僕の衣裳も持ってきてください』と僕のスタイリストに頼む監督が好きだ、バカ!」と暴露すれば、吉高さんは「酒飲めないのに私たちの話に朝まで付き合ってくれる監督が好きだ、バカ!」と告白。さらに生田さんは客席に向かって「こんな雨の中を朝早くから観に来てくださってるみなさんが好きだ、バカ!」と語り、ファンを喜ばせた。
この日は、釧路から上京した原作者の小畑さんも来場。本作の実写化が決まったときの心境について「嬉しかったしビックリしましたが、少女漫画という狭い枠でドキドキしたい10代の女の子のために書いていたつもりが、一般のところに引き出されるような怖さがありました」