リース&クリス&トムを直撃! 『ブラック&ホワイト』“三角関係”インタビュー
トム「うん。『レスラー』だよ」
リース「『レスラー』…(笑)」
トム「ある意味、セックスを描いた映画だよ」
リース「(笑)。『ナインハーフ』(’86)でしょ!」
クリス「ああ、『ナインハーフ』(’86)はいいね」
トム「いや、ミッキー・ロークだったら『蘭の女』(’90)もいいな…」
クリス「リースのお気に入りは?『キャリー』(’76)だっけ?」
リース「(笑)。私は『愛と哀しみの果て』(’86)や『イングリシュ・ペイシェント』(’97)が大好き。ああいったタイプの映画に惹かれるの。『きみに読む物語』(’05)も何度となく観たわ。トムの本当のお気に入りは?」
トム「僕は正直に言って、映画をロマンティックなものだとは捉えていないんだ。たぶん、俳優という仕事がそうさせているんだろうね。
もし自分がパイロットだとしたら、飛行機が飛び立つのを見に空港には行かないだろう?」
リース「なるほど。興味深い意見だわ」
トム「それと同じで、僕は映画を観るよりもセックスをする方がロマンティックになれる(笑)。もしくは、本を読むのもいいかもね」
…というトム・ハーディの貴重でストレートな意見は映画を世に送り出す側の人間ならではのものとしてさておき、『Black&White/ブラック&ホワイト』はラブゲームにドキドキでき、過激バトルにハラハラできる快作。