【恋愛シネマニア】嘘から始まる恋もある? 佐藤健主演『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
その瞬間、愛を知った。」というコピーからも伝わるように、出会った瞬間100%の気持ちで相手を愛する人なんてなかなかいないはず。相手を知って、本当の愛に触れた時――人は恋に落ちたことをふり返り、改めて実感するものなのでは?と考えさせられる映画になっています。
■ポイント3:映画ならではのオリジナル楽曲
世の女性たちのハートを見事に射貫く一作となっています!
そして最後に忘れてはならないのが、本作における“音楽”の重要性。ヒロイン役に、およそ5,000人の中からオーディションを勝ち抜き、抜群の歌唱力を持った大原櫻子さんが大抜擢されたことからも、“歌”の持つ役割の大きさを伺い知ることができるでしょう。
劇中には、佐藤健さん演じる秋が楽曲を提供しているバンド「CRUDEPRAY(通称・クリプレ)」や大原が所属する「MUSH&CO.」が歌い奏でる音楽が次々に登場!実際にCDデビューも果たし、注目を集めています。
中でもクリプレの「サヨナラの準備は、もうできていた」は、物語の行方を大きく左右する歌詞が詰まっているので、原作ファンはもちろん、普段メロディを中心に音楽を聞いているという方にはぜひ、その歌詞に耳と心を澄ませていただきたいですね。