2014年6月19日 17:30
【インタビュー】西島秀俊が語る「MOZU Season2」 ハードボイルドな魅力「70・80年代の気配」
“映像化不可能”と言われ続けてきた伝説のハードボイルド小説「百舌」シリーズ(集英社文庫刊)の連続ドラマ化。始めにオファーを受けた時、西島さんはどのような心境だったのだろうか?
「去年『ダブルフェイス』という作品をやらせて頂いた時から、もう一度この座組で作品を作りたいと思っていました。そんな中、一年後に今回のお話を頂いて、それはもうぜひにとお返事しましたね。前作では僕の撮影日数はスケジュールもなくてかなり短かったので、もっと長い時間で参加できるようにお願いしますとお伝えしました」と、意外にも出演への返事は即決だったのだと言う。
羽住英一郎監督率いる、通称=羽住組とWOWOW・TBSが共同制作を行ったのが、東京ドラマアウォード2013「単発ドラマ部門」のグランプリを受賞したことでも記憶に新しいドラマ「ダブルフェイス」だ。その第2弾として手がける今回の「MOZU」シリーズ。
一年ぶりに再結成した感想について尋ねてみると、西島さんは「羽住組は、本当に素晴らしいチームです。その一員として参加できたことは僕にとっては人生の宝みたいな、幸せな時間でした。
そもそも、羽住さんという方が人間的にも素晴らしい、大きな方なので、僕もすっかり惚れてしまって今に至ります。