くらし情報『【美的アジア】『泣く男』イ・ジョンボム監督、チャン・ドンゴンの号泣秘話を告白』

【美的アジア】『泣く男』イ・ジョンボム監督、チャン・ドンゴンの号泣秘話を告白

だと思っています。感情を大事に作ることでアクションも生きてくると思っているんです。これからもアクションを撮る時はそういう撮り方でいくと思います。

――キャラクターの「感情」を理解できれば、理解しようとすれば、壮絶なアクションにも理由が生まれて女性も真正面から「アクション」を感じ取ることができますね。

「感情」を繊細に表現するためには、体をしっかり作っておく必要がありました。アクションの段取りを覚えていないと演じるときに「次はどういう動作だっけ」と考えてしまい、感情をうまく出せなくなるので。

私がウォンビンさんにも今回のチャン・ドンゴンさんにもお願いしたのは「アクションは身に着けてくれ。機械的に、黙っていても体が勝手に動くようにしてほしい。
その代わり表情は必ず感情を考えて演じてほしい。あなたの派手なアクションは撮るつもりはない。あなたの感情しか撮らないから」と言ったんです。俳優たちはすごく大変だったと思います(笑)。

――そんな「感情」が爆発するするシーンが、タイトルにもあるラストの「泣く」シーンですね。

ゴンが母親に捨てられたのは砂漠です。砂漠は一滴の水もない所。韓国で母親との記憶に残っている場所は銭湯で、銭湯は本来水のある場所ですが、数年たって訪ねてみると、店は閉店し、水のない変わり果てた姿になっていた。

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