【インタビュー】“消耗品軍団”新加入のケラン・ラッツが語る、ハリウッドでの頂点の極め方
と溜息まじり。14歳でモデルとしてのキャリアをスタートさせ、18歳の頃から俳優業へとシフト。ハリウッドに夢を託して頂きを目指す人々が星の数ほどいる中で、ケランの軌跡はある意味、典型的だ。
勝者と敗者の間には一体何があるのか?「決意・熱意・恐れない・自分を信じる」が信条というケランは「『お金が欲しい、有名になりたい』という思いだけでは、長続きはしないし、女性のお尻を追いかけて、毎晩のようにパーティーをするなんて論外。数えきれないほどの人々がハリウッドを目指すけれど、去って行く人も多い。この世界は煌びやかに見える一方で、異常なほどに厳しい世界だから」と笑顔の後ろにあるストイックな素顔を覗かせる。
若かりし頃は、大学への進学とともにフットボールへの興味も湧いたそうだが「仕事を得るチャンスが来たら、すべてを投げ捨ててでも挑む覚悟を持たなければいけない。僕自身、大学やフットボールへの道をすべて諦めて、俳優業に励んでいる。
だからこそ選択肢は“Aプラン”しかないと思っているし、一つの役を何千万人という人たちが狙っているわけだから、常に準備万端でいなければならない」と自らの仕事哲学を明かす。
来年の3月で30歳という区切りを迎える。