二階堂ふみ&大森南朋、キム・ギドクのR18指定衝撃作を大絶賛「大事なトコロが…」
最近、脚本や製作を担当しながら監督は若手に任せてきたキム・ギドクが、自らメガホンをとり放つのは、第70回ヴェネチア国際映画祭で初お披露目となり、その過激な性描写から韓国でも上映制限がなされた超問題作。
母親が我が子の“性器を切り取る”というその衝撃的すぎる内容から、日本での上映ももちろんR18+指定に。全編にわたり、セリフが一切なく、「笑う」「泣く」「叫ぶ」の3つの要素のみで「性」と「家族」と「人間」を描いていく、これまでにない物語となっている。
不貞の夫を演じるのは、『悪い男』『受取人不明』などキム・ギドクの初期作品に出演し、ギドクのペルソナと呼び声の高いチョ・ジェヒョン。また、女優人生をかけて本作への出演を決めたというイ・ウヌが、浮気な夫への嫉妬に憑りつかれた狂気の母、さらには父の浮気相手である妖艶な女を一人二役の体当たり演技で魅せ、韓国映画界の新星ソ・ヨンジュが性器を切り取られてしまう息子役を熱演する。
先日、本作のプロモーションのために来日したキム・ギドク監督と対面を果たしている、二階堂さん、大森さんは、次のように大絶賛のコメントを寄せ、本作の根底に流れる人間の本質をついていく。