アカデミー賞は誰の手に!? 斎藤工も期待する“新星”に注目!
この春は、『博士と彼女のセオリー』(3月14日)と、チャニング・テイタム&ミラ・クニスの強敵となるSF大作『ジュピター』(3月28日)が相次いで公開される。
『博士と彼女のセオリー』では、徐々に運動機能が衰えていくALS(筋萎縮性側索硬化症)を抱えるホーキング博士を、渾身で演じきったエディ。その演技には、誕生日がたったの2日違いという博士自身から「時々、彼の姿が自分に見えた」という最高の褒め言葉をかけられたほど。彼が、上空を行く『バードマン』を追い上げることになるのか、期待が高まる。
■ジュリアン・ムーアが「主演女優賞」最有力も、ブレイク必至の英国女優が席巻
一方、「主演女優賞」は、これまでの結果を踏まえると『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが最有力。ジュリアンは主演・助演併せて5度目のノミネートを誇り、若年性アルツハイマーに冒される言語学者を熱演した今回こそ、オスカー間違いなしといわれている。また、『サンドラの週末』でリストラに遭った女性を演じたマリオン・コティヤール、『Wild』(原題)で1,700kmを単独で歩いた実在の女性を演じたリース・ウィザースプーンと、かつての受賞者2人が、どん底の人生をやり直すべく現実と闘う役柄でそろってノミネートされている。