【シネマカフェ的海外ドラマvol.322】ドラマ俳優の“映画な顔”vol.2/ニール・パトリック・ハリス
自信たっぷりで、人をからかってばかりで、けれどもなぜか憎めないバーニーは視聴者に愛され、ニールはこの役でエミー賞やゴールデン・グローブ賞の候補にも挙がりました。
また、ニールと言えば、今年はブロードウェイのミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」でトニー賞を受賞。軽快なトークでエミー賞授賞式の司会を2度、トニー賞授賞式の司会を4度務めたエンターテイナーとしても知られていますが、「ママと恋に落ちるまで」のバーニーのイメージからも、ブロードウェイスターとしての活躍からも、愛すべき司会者の顔からも遠く離れたキャラクターを新作映画で大熱演。それが、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』です。
ギリアン・フリンのベストセラー小説を映画化した『ゴーン・ガール』の主人公は、誰もが羨むような結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)&エイミー(ロザムンド・パイク)夫妻。結婚5周年の記念日に妻・エイミーが突然、失踪したことから物語が展開していきますが、その中でニールはエイミー失踪事件のキーパーソンとなる人物を演じています。ネタバレとなるので多くを語るのは控えますが、1つ言えるのは、この作品のニールは怪しげで、謎めいていて、ちょっとキモかったりも!?「まさかそんなことに!?」