「ゆうばり映画祭」の“病みつきになる”魅力 「世界一楽しい」の看板に偽りなし!
街のあちこちに歓迎を示す“幸福の黄色いハンカチ”がはためき、人々は初めて夕張に足を運んだゲストをも「おかえりなさい!」という言葉で迎える。松田龍平、松尾スズキ監督、「ニューウェーブ・アワード」の増田セバスチャン、中村蒼らが開会式にも出席したが、このゆうばり流の歓迎にいきなりKOされたのが、「ニューウェーブ・アワード」女優部門受賞の松岡茉優。開会式での同賞の授賞プレゼンターを友人で昨年の受賞者でもある武田梨奈が務めた偶然も重なり、壇上で大号泣!夕張市民のハートを鷲掴みにした。その夜はゲストを招いての歓迎パーティが開かれたが、松田さん、中村さんといった人気俳優が、法被姿で壇上に上がって餅つきを行なうという貴重な一幕も!
余談だが、「ニューウェーブ・アワード」で武田さんと共に昨年の第1回の受賞者になったのが「あまちゃん」の脚本家・宮藤官九郎と同作に出演していた東出昌大。今年の受賞者の松岡さん、そしてゲストで来場した松田さん、松尾さんも「あまちゃん」に出演している。加えて、ゆうばり“常連”であり、昨年、一昨年と連続でグランプリ受賞作に出演して夕張で誰よりも“持っている男”と囁かれ、今年も初日から来場していた津田寛治も1話のみとはいえ「あまちゃん」