森田剛、“連続殺人鬼”役で映画初主演!「ヒメアノ~ル」実写映画化
近年では舞台を中心に活躍し、蜷川幸雄、宮本亜門、いのうえひでのり、行定勲といった錚々たる名演出家からのオファーが絶えないが、意外にも映画の主演を務めるのは本作が初めてだという。
森田さんは今回の出演を機に原作を読んだ感想を「人間がしっかり描けている所が、とても読みやすく面白かったです」としながらも「決して共感はできない今回の役作りに関して、吉田監督とお話ししただけでは、中々理解するのが難しいと感じています。森田正一の過去や、なぜこういう人間になったのかを理解して、クランクインを迎えたいです。いわゆる悪い人は沢山存在しているかもしれないが、彼らの過去には何かしらの理由があるのでは?」と、役作りの難しさについて語る。
そんな本作を手がける吉田監督は、高校生の頃からバイブルだった原作を監督出来るなんて夢のよう、とその心境を語り、R15指定となることも辞さない決意を持って挑むという。「ドス黒さ溢れる、良い意味でバランスの悪い映画に仕上げたいです。森田さんには“普通なんだけど普通じゃない”という感じを表現していただきたい。難しい注文ですが、森田さんなら答えてくれると思います」と、監督も実写化にあたり森田さんに強い期待を掛けているよう。