新学期に必見!? 『暗殺教室』VS『セッション』“日米最凶先生”に注目!
人類の命を握っているにも関わらず、“殺せんせー”のちょっと間抜けでお茶目な性格、そして生徒を思いやる心は、落ちこぼれだった生徒たちの頑なな心を溶かす。毎日がハラハラドキドキで体力がかなり必要な学校生活だが、“殺せんせー”から学んだことはきっと生涯忘れられない、“よい思い出”になるだろう。ただし、そのときはすでに、地球は存在しないかも知れないが…。
一方、アメリカの最凶先生は、アカデミー賞「助演男優賞」など賞レースを総ナメにしたJ・K・シモンズが演じる、『セッション』(公開:4月17日)の音楽教授フレッチャー。偉大な音楽家になる夢の一歩を踏み出した音大生アンドリュー・ニーマン(マイルズ・テラー)と、天才を創りだすことにとりつかれた鬼教師フレッチャーの狂気のレッスン、そして誰も見たことのない壮絶なクライマックスを描いた本作は、観る者の心を否応なく揺さぶる衝撃作。
米屈指の名門校シェイファー音楽院のフレッチャー教授は、彼が指揮するバンドに所属できれば成功は約束されたも同然、といわれるほどの伝説の教師。その指導はスパルタで、通常では分からないような、ほんのわずかなテンポのズレも許さず、罵声は日常茶飯事。