第39回日本アカデミー賞優秀賞発表!『海街』が作品賞ほか最多12部門受賞
自堕落に暮らしてきた主人公の一子が、勤め先の100円ショップの常連客である中年ボクサーとの出会いに触発され、自らもボクサーになることを決意し奮闘するさまが描き出される。安藤さんは主演女優賞を受賞。共演の新井浩文は助演男優賞に輝いている。
日本トルコ合作映画として大きな注目を集めた『海難1890』。125年前に串本町樫野崎沖で遭難したトルコ軍艦の乗組員を現地の人々が救助、治療をし、彼らの命を救った「エルトゥールル号海難事故」と、その95年後に戦禍のテヘランで取り残された日本人たちをトルコ機が救出した「イラン・テヘラン在留邦人救出劇」という二つの史実が題材となっている。主演の内野聖陽は、本作で主演男優賞を受賞した。
各賞の最優秀賞の発表、授賞式は3月4日(金)16時よりグランドプリンスホテル新高輪にて開催。
【第39回日本アカデミー賞優秀賞/受賞結果一覧】
<優秀作品賞>
■『海街diary』
■『海難1890』
■『日本のいちばん長い日』
■『母と暮せば』
■『百円の恋』
<優秀主演男優賞>
■内野聖陽:『海難1890』
■大泉洋:『駆込み女と駆出し男』
■佐藤浩市:『起終点駅ターミナル』
■二宮和也:『母と暮せば』
■役所広司:『日本のいちばん長い日』
<優秀主演女優賞>
■綾瀬はるか:『海街diary』
■有村架純:『映画ビリギャル』
■安藤サクラ:『百円の恋』
■樹木希林:『あん』
■吉永小百合:『母と暮せば』
<優秀助演男優賞>
■浅野忠信:『母と暮せば』
■新井浩文:『百円の恋』
■伊藤淳史:『映画ビリギャル』
■染谷将太:『バクマン。