くらし情報『【インタビュー】ジョニー・デップが極めた“悪”…「俳優は観客にサプライズを与える責任がある」』

2016年2月2日 18:30

【インタビュー】ジョニー・デップが極めた“悪”…「俳優は観客にサプライズを与える責任がある」

また、「バルジャーのキャラクターが浮かび上がったとき、彼はとても肉体的で、タフな男だったから、さらに体格をよくした」と、体作りをしたというジョニー。さらに、「彼の声の録音はあまり残っていなかったので、ある意味、カンでやっていたが、うまくいった。彼の以前の仲間から手紙をもらったんだが、かなりビビっていたようだったからね(笑)。そう聞いて嬉しかったね」と、この完璧なまでの役作りの手応えを口にする。

だが、「彼は一方で、母や弟をとても大切にし、家族愛のある複雑な人間だった。そんな彼を的確に、ある意味、正当性をもって演じるようにした」とも明かすジョニー。ベネディクト・カンバーバッチが演じた弟ビリー・バルジャーは、兄弟でありながら、あまり似ていなかったといわれ、兄・ジェームズとは全く別の“政治家”という道を選んでいる。「ビリーは政界に入り、派手なパフォーマンスが身上の大物政治家になった。
ビリーはビリーの道を究め、暗黒街に君臨したんだよ。それでも2人は揃って実家の母親を訪ねたりして、ずっと兄弟仲は良かった。社会的な立場はえらく違うけどね」。

そのビリーを演じたベネディクトについては、「本当に凄い。

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