2016年2月8日 19:23
押切もえ、初の連作短編集「永遠とは違う一日」を刊行!「書きながら泣いたこともある」
仕事や恋に悩む点では私も変わらないのだから、彼女たちときちんと向き合いたくて…。恥ずかしい話、いろんな女性の(本当に人それぞれで、でもどこか共通している)悩みを思ううちに、書きながら泣いたこともあります。ひょっとすると私はこの本を完成できたことで、女性として、文章の書き手として、ほんの少しだけ成長させてもらえたのかもしれません」と、一年以上に及んだ執筆の時間をふり返り語っている。
年齢や境遇が異なる女性心理を描き分ける巧みさ、押切さん自らアポイントを十何件も取ってまわった取材の綿密さ、女性ならではの小道具の使い方、そして何より物語の舌を巻く面白さなど、読みどころ満載の連作短篇集に仕上がっている本作。女流作家としての押切さんの新作を楽しみにしていて。
押切もえ著「永遠とは違う一日」は、2月26日(金)より発売(新潮社刊)。
(text:cinemacafe.net)
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