佐藤浩市主演『64-ロクヨン-』、主題歌担当の小田和正が語る“昭和64年”とは…
そして今回、5年ぶり映画新曲描き下ろしとなった小田さんから、異例のコメントが到着。主題歌のオファーを受けたときの感想について「横山秀夫さんの本はとても好きなので話をいただいてビックリしましたが嬉しかったです。横山さんご本人は納得してくれているのかな、と考えたりしました。『64(ロクヨン)』はもちろん読んでいました。で、監督は自分にどんな曲を期待してくれているのかなとやはりそれを考えましたが、あえて質問はしませんでした」と自身も原作者・横山氏のファンだと語っている。
主題歌「風は止んだ」については、「重いテーマだったので同じような色合いで前向きな感じがいいかなぁとスタートして、とにかく『君を想う気持ちだけが強くなって行く』というところへ行き着きました。で、そのながれで願いも込めて『風は止んだ』になりました」。また、本作を鑑賞したという小田さんは「映画はとても見応えがありました。
とにかく折角多くのスタッフと役者さんたちが懸命に作ったのに最後で、歌が足を引っ張ったりしなければいいけれどと、それを願うばかりです。なんとか少しでも貢献できたら嬉しいです」と感想を語った。
映画の軸となっている“昭和64年”は、小田さんが所属していたグループ「オフコース」