くらし情報『坂本龍一「壮大なドラマを表現した」…『レヴェナント』音楽版予告解禁』

2016年4月1日 18:00

坂本龍一「壮大なドラマを表現した」…『レヴェナント』音楽版予告解禁

坂本氏は、本作の「まだまだ荒い編集の映像を監督と一緒に観て、音楽について実際の音を聞きながら長く話し合いました。初めて観たそのときから、この映画の主人公は“自然”だと思いました」と語る。本作で全てを包んでいるのは自然の大きさだと感じたそうで、「さらに(撮影監督エマニュエル・)ルベツキが自然光で素晴らしい精度で撮影していますよね。そこで人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかったのです」と続ける。到着した映像を観ても、グラス(ディカプリオ)やフィッツジェラルド(トム・ハーディ)らが織りなす複雑な人間ドラマとともに、人の手のおよばない荒々しくも壮大な自然が表現されていることが分かる。

<a href="http://www.cinemacafe.net/special/116/recent/">『バベル』</a>(’06)でも「美貌の青空」など坂本氏の2曲の楽曲を使用したイニャリトゥ監督は、「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ。今回の音楽には、感動的な静寂がある。静寂という“間”が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と語り、大ファンでもある坂本氏の音楽が作品にとても重要な役割を果たしていると分析する。

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