【インタビュー】大泉洋&有村架純 『アイアムアヒーロー』おススメ見どころポイント講座
という言葉で表現する。遊園地のワクワクドキドキするアトラクションに乗っているかのような作品。大泉さんが、その意味をこう補足する。
「“怖い”の質が明るい!ジェットコースターに乗っているかのような感じ。もし『私、ジェットコースターは嫌い…』というのであれば『でもこれはジェットコースターではないから』と(笑)。いわゆる、日本のホラー(例:『リング』『呪怨』)の怖さでは全然ないし、スプラッターでもない。ハリウッドのアクション大作の感覚です。僕らの世代でいうと『ターミネーター2』のような。
観終わったら爽快で、気分良く帰れます」。
一方で、大人気漫画を原作にした日本映画らしい魅力と言えるのが、主人公・鈴木英雄のダメ男っぷり。これがハリウッド映画であれば、ブラッド・ピット、トム・クルーズといったイケメンスターが家族を守るため、身を挺して勇敢に戦うのだろうが、まさかの(失礼!)大泉さんが主演。おまけに英雄はサエない漫画家アシスタントで、恋人にも愛想をつかされ、せっかく武器の銃を手にしても、なかなか撃つ決心がつかない…。有村さんは、そんな弱い男が「ヒーローになっていくのがかっこいい!ZQNがたくさん出てきて、英雄さんがひたすら撃って倒していくのは見ていて気持ちいいです」