くらし情報『【インタビュー】「火花」林遣都×波岡一喜 夢、才能、挫折…その先の希望を信じて走る』

2016年6月3日 20:00

【インタビュー】「火花」林遣都×波岡一喜 夢、才能、挫折…その先の希望を信じて走る

でも神谷を演じて改めて、もっと自分を信じていいのかなと思いました。初めて出た『パッチギ!』という映画は、僕にとってバントヒットのつもりがフワフワとボールが上がって、なぜかホームランになっちゃった作品でしたけど、この『火花』ももしかしたらそんな作品になるんじゃないのかな?と期待してます(笑)!」

徳永にとって、神谷との出会いが、その後の人生に大きな影響を与えることになるが、林さんも波岡さんも、本作の総監督であり、第1話、第9話、最終第10話の演出を務めている廣木隆一監督との出会いについて「衝撃だった」と口を揃える。林さんは、本読みの段階から、台本を見ずに俳優の生のやり取りだけを注視する廣木演出のすごさをこう語る。

「監督が台本を見てないってことは、(シーンの)終わりがないんです。セリフが終わっても『カット』が掛からない内に僕らが勝手に芝居を終わらせるわけにいかないので。役になり切ってないと通用しない!間がもたなくて思い付きで小手先でやったらすぐ見抜かれて『足すねぇ…』と言われて(苦笑)。ただ、愛にあふれている監督で、ちゃんと役に向き合い、その人物になってやっていれば、必ずいい作品になる、必ず人の心を動かせるという演出をしてもらいました。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.