2016年6月6日 13:45
宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』の“ゾクッ”と来る主題歌
今回、「きのこ帝国」が本作のために書き下ろした主題歌のタイトルは「愛のゆくえ」。「きのこ帝国」のファンを公言していた中野監督たっての希望で実現した。劇中の最も重要な場面で流れるとあって、中野監督と「きのこ帝国」のメンバーとで、何度も何度も密にミーティングが重ねられ、書き下ろされた新曲となる。この主題歌決定に当たり、中野監督と「きのこ帝国」佐藤千亜妃からコメントが寄せられている。
<監督:中野量太コメント>
「きのこ帝国」の曲を初めて聞いたとき、音楽を聞くと言うより、音楽が沁み込んできた感覚をいまでも覚えています。それは、僕が映画で目指している感覚と似ている気がして。今回、映画の主題歌を誰かに歌って欲しいと思ったとき、真っ先に頭に浮かんだのが、「きのこ帝国」でした。
話し合いを重ね、秒単位までこだわって作り上げた「愛のゆくえ」が流れるラストシーンは、僕の想像を越えました。
何度観ても毎回“ゾクッ”としてしまいます(笑)『湯を沸かすほどの熱い愛』の主題歌は、「愛のゆくえ」以外ありえません。きのこ帝国と出会えて良かった!
<「きのこ帝国」佐藤千亜妃コメント>
"愛"って一体全体なんなんだろう、と、何度も自問自答しながら、摩り切れそうな記憶のなかから拾いあげた自分にとっての"愛"を「愛のゆくえ」