2016年8月26日 20:30
【特報映像】ティルダ・スウィントンら誘惑と嫉妬が交錯する四角関係…『胸騒ぎのシチリア』
今回解禁となる特報では、奔放さが魅力な昔の彼ハリーと、誠実だが少し退屈ないまの年下の恋人ポールの間で揺れる女心、そして若いペンへの焦燥を、眼差しと表情、身のこなしで演じきるティルダの魅力が存分に詰まっている。
彼女が演じたマリアンの優雅なヴァカンスの日々を打ち破る、“招かれざる客”ハリーとその娘・ペン。手術後で喉をあまり使ってはいけないはずなのに、片時も黙らないハリーと一緒にいると、マリアンはときに愛を囁き、ときに声を振り絞りながら怒りをあらわにするハメに。マリアンは身振りが多いはずなのに、2人がじゃれあってお喋りをしているかのようにも見える。
そんなマリアンの全編にわたり、ほぼ声が出せないという設定は、なんとティルダ本人から監督への提案だったそう。「台詞で全てを語るのは好きじゃないわ。伝えようとして失敗したり、言葉のないコミュニケーションこそ、そそられる。私から監督に、声を失ったロック・スターという設定がいいのではと提案したの」と明かしている。
マリアンを取り囲み、危うい誘惑と嫉妬が交錯する本作を、まずはこちらから確かめてみて。『胸騒ぎのシチリア』は11月、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
「ジェン・ブイ」キャラクターも登場!「ザ・ボーイズ」S4ビジュアル&日本語版予告