2016年9月9日 18:30
【インタビュー】マーゴット・ロビー “ハーレイ・クイン”になるまでの過酷な道のり
可愛いだけじゃない、セクシーなだけじゃない、アクロバティックなだけじゃない──なんともクレイジーなヒロイン、“悪カワ”という新しいジャンルを作り上げた『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン。演じるのは、マーゴット・ロビー。少し前に公開した映画『ターザン:REBORN』のジェーン役と同一人物とは思えないほどのギャップを披露している。キャラクターはもちろん、衣装もメイクも奇抜すぎだが「自分とは思えなかった」ことは、役を演じるうえで「パーフェクト」だと説明する。
「ハーレイ・クインの衣装を着てメイクをしてもらって(鏡のなかの自分を見て)思ったのは、ぜんぜん私じゃない!ということね(笑)。それは役者としてとても良いことなの。キャラクターと自分に少しでも似ている部分があると、ふとしたときに自分自身のリアクションに立ち戻ってしまうことがある。今回のハーレイ・クインは自分と全然違うからこそ演じやすかったし、楽しかった」。
「楽しかった」という言葉のなかには解放感、爽快感も含まれている。有名女優として活躍するからこそ溜まっていくフラストレーション、それがハーレイ・クインを表現する原動力の一部になっているのだ。