くらし情報『【新テラハ】プロデューサーに聞いた「テラスハウス」というリアリティ・ショー』

2016年11月1日 08:15

【新テラハ】プロデューサーに聞いた「テラスハウス」というリアリティ・ショー

は派手で過激なアメリカのそれとは大きく異なり、日本人らしい情緒を感じさせる番組だ。この差について太田氏は演出の違いを挙げた。「海外のリアリティ・ショーってBGMやSEを多用していて、それがドラマっぽくさせているんですよね。『テラスハウス』は基本的には実存する曲を使用しますし、“ズドーン”とかSEを使わない。これは結構大きな違いかなと思いますね」。加えて松本氏は、演出上重要視していることについても。「カメラをできるだけ動かさない。良いこと言ったり泣いてたらズームしたくなるけれど、それをするとやっぱり私たちが“いまここ見てください”ってことになる。
見る人にできるだけゆだねるということは最初から気にしているところ。制作側の気配を消すとか。視聴者の皆さんが見たいように見てもらえればいいなって」。

「テラスハウス」を通して、日本のテレビ局として日本の文化や日本人らしさを表現する意図があるかどうかには「全然そんな大それたことを思っていないです!(笑)」と松本氏。加えて太田氏は「文化の差というのではなく、この番組は日本文化や日本人らしさを背負う番組ではないのですが、アメリカのような派手な出来事も特にないけど、日本の若者たちのいまを切り取るとこういう感じになりましたというものですね」

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