2016年12月21日 07:15
【ドラマニア】秋は“純愛”の一本勝ち!「勝手にベスト3」
仕事にも女性にも、世慣れした部分を時折見せつつ、本命にはとことん向き合う独特のヒーロー像。リアルな格好良さがありました。加えて悦子の天敵(?)、タコこと青木崇高さんも素晴らしかった。SNS上では、「タコとのラブエンドにも期待」なんて声が上がる程、2人の犬猿なやり取りが心地良く板についていましたね~。
書籍出版のいろはも学べる、一石三鳥くらいのドラマ。とても面白かったです!
■第3位:交錯する“劣等感”
究極の兄弟愛を描いた「カインとアベル」
月9「カインとアベル」では、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんがその演技力を存分に魅せてくれました。山田さん演じる高田優は全10話を通して、仕事面でも精神面でも、非常に大きく進化・衰退を繰り返すキャラクター。これまでキラキラ優等生タイプの主人公を演じることが多かった山田さんにとって、新たな挑戦といえる作品になったのではないでしょうか。
「自分は兄の様にはなれない…」幼い頃から引け目を感じ、「父親に褒められること」を諦めていた優が、兄・隆一(桐谷健太)失脚の引き金を引いたとき――物語が大きく音を立てて動き始めました。おっとりしていたはずの優の瞳が、ギラギラ野心を宿していく。