くらし情報『【イマ旬!ハリレポ】現地目線!第89回アカデミー賞レースのゆくえ ~ノミネーションで必ずきそうな作品と俳優その2~』

2017年1月15日 18:00

【イマ旬!ハリレポ】現地目線!第89回アカデミー賞レースのゆくえ ~ノミネーションで必ずきそうな作品と俳優その2~

(なんといっても題材が重い!)だが、とにかく人種の多様性が重視されているアカデミー内でどれだけの人が映画の娯楽性ではなく政治的な見地で投票するかで結果が分かれるのでは。

『ヒドゥン・フィギュア(原題)/Hidden Figures』
【あらすじ】
1960年代のNASAを舞台にした実話の映画化。ただでさえ男性優位だった宇宙開発の職場で3人の若い黒人女性たちが差別と偏見の壁を破って、月着陸プログラムをはじめNASAの発展に貢献していく姿をハツラツと描いた元気の出るストーリー。

【アカデミー賞候補本命度】
作品賞受賞は難しいと思うがノミネーションはほぼ確実と筆者的には希望的観測を持っている。黒人市民による暴動や人種偏見を打ち出しそうな次期大統領を目の前に暗くなりがちなご時世を元気に歩かせてくれる作品で、その証拠に先日の全米興行収入では『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』から首位を奪うという快挙を達成。こういう映画にこそ賞を取ってほしい。

【注目点:アカデミー会員が、元気になる映画にどれだけの価値を見出すか】
アカデミーに“学術団体”などという意味合いがなければ、きっと本作や『ラ・ラ・ランド』がオスカー像を根こそぎ受賞していくと思うのだが、残念ながら往往にして「楽しい」

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