【特別映像】ジェイク・ギレンホール、“泣けない”男が結婚生活を破壊!
デイヴィスは、通りかかった工事現場で、自らの手持ちの全財産241ドルを支払ってまで家の解体を手伝い、さらにデイヴィス自身の新築並にきれいな自宅を、ハンマーを手に大胆にも粉々に破壊するシーン。まさに“破壊”を象徴する感情高ぶる大事な場面となっている。
スーツ姿でハンマーを持ち、お金を支払ってまで家の解体を手伝うデイヴィス。何かに取りつかれたかのように破壊していくその異様な様に、工事現場の人たちも「野獣だな」「ヤク中だろ」と呆気にとられている。さらに、「結婚生活を破壊する」と自身の豪邸を、歳の離れた友人であるカレン(ナオミ・ワッツ)の息子クリス(ジューダ・ルイス)と次々に壊していくデイヴィス。音楽にノリながら、後先考えずテーブルも棚も窓ガラスも、“家”が粉々になるほどに、すべてを破壊し尽くしていく…。
実はジェイク自身、17歳のときに解体工事現場で働いていた経験があり、本作ではその経験を活かして渾身の“破壊”を披露。ラストカットでは、クリスがどこか遠い目をするデイヴィスを励ますようなシーンとなっており、強烈な破壊の後の空虚感をほのかな温かさが包み込む映像となっている。
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は2月18日(土)