くらし情報『認知症の見方を変えたドキュメンタリー、“看取り”描く完結編のクラウドファンディング始動』

2017年2月2日 13:00

認知症の見方を変えたドキュメンタリー、“看取り”描く完結編のクラウドファンディング始動

一方、介護者である関口監督は、長年の両脚の痛みが悪化し、ついには歩行不能に。両脚股関節全置換の手術を受けることになったが、「死ぬのを忘れている」と笑う母は、またいつ脳の虚血症発作を起こすかわからない。初めて在宅介護に不安を覚える関口監督。そんななか、知り合いの高齢女性の死や友人のがんなど、死を意識する機会が増える。

命が尽きるその瞬間まで「生きてきてよかった」と心から満足を得られる死とは、いったい、どのようなものなのか。「幸せな“死”=ハッピーエンディング」を求め、国内外の認知症ケア施設、緩和ケア病棟などを撮影し、誰もが避けて通れない死について正面から考えていく。

今回のクラウドファンディングでは、編集・仕上げ費700万円と配給・キャンペーン費300万円の合計 1,000万円を目標とする。1,000万円達成時には、「パーソン・センタード・ケア(PCC)※」発祥の地イギリスから『毎アル2』にも出演した認知症ケア・アカデミー施設長のヒューゴ・デ・ウァール博士を日本に招聘。
そのほか、支援者には鑑賞券やオリジナルグッズのほか、イベント付き試写会への招待などを用意するという(PCC=※認知症をもつ人を1人の“人”として尊重し、その人の視点や立場に立って理解し、ケアを行おうとする認知症ケアの考え方)。

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