2017年2月5日 21:45
宮沢りえ、出演作への愛情と本音を漏らす「ほかの女優さんがやったら嫉妬すると思った」
『次は中野監督』って言うと、みんなびっくりしていたので、ちょっとやったなって思いました(笑)」と、笑顔で出演の経緯をふり返った。花束ボーイとしてサプライズ登場した中野監督は、「誰がやってくれるかで決まると思っていました。最初にりえさんがやると言って、(杉咲)花もやると言ってくれたとき、これはいけるんじゃないかなと思いました」とうれしそうに語り、自身の受賞がないことには「全然大丈夫です!」と大声で言い切って、宮沢さんらを笑わせていた。
同作で、宮沢さん演じる双葉の娘・安澄を細やかな芝居で演じきった杉咲さん。「作品に愛情を持って温かい人々しかいない現場で。そんな作品に巡り会えただけでも幸せなのに、素敵な賞をいただけて、ただただ感謝しかありません」とあふれんばかりの作品への愛をにじませた。宮沢さんについて、杉咲さんは「毎日メールをして写真を送り合うこと、敬語をやめること、お母ちゃんと呼ぶルールがありました。カメラに映っていないところでもお母ちゃんでいてくださって救われました」と役作りを明かし、宮沢さんに「花、おめでとう!」と微笑みかけられ、親子さながらのやり取りを壇上で交わしていた。
「こんな素敵な賞をいただけるなら、バカみてえな芸名にしなければよかった(笑)」