2017年3月20日 08:00
SFだからって敬遠しないで!?『パッセンジャー』『ブレードランナー』ほか女子も見逃せない映画続々
『プリズナーズ』『ボーダーライン』などを手がけ、リドリー・スコットが再び放つ『ブレードランナー 2049』、さらにデヴィッド・リンチ監督による1984年の名作『砂の惑星』のリブート版も任されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとり、映像化不可能といわれた傑作短編を見事に映像化。こうしたSF作品が感動ドラマとして認められ、賞レースで高い評価を得るのは珍しいこと。謎の知的生命体が人類に向けて送るメッセージとは何なのかは、見逃せない。
■『エイリアン:コヴェナント』9月公開:巨匠リドリー・スコットが原点回帰
“SFの金字塔”と冠される作品の1つ『エイリアン』(’79)で、その名を世界に知らしめたリドリー・スコットが、自ら監督を務める本作も公開が待ち遠しい。シガニー・ウィーバーが演じた闘うヒロインの代名詞、リプリーを彷彿とさせる主人公ダニエルズを、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のティナ役で世界的に知名度をあげたキャサリン・ウォーターストンが演じる。また、前作となる『プロメテウス』に引き続き、“アンドロイド”役としてマイケル・ファスベンダーが続投していることも見逃せない。