2017年3月20日 14:30
手に汗握る密室映画が続々登場!『モーガン』『スプリット』『トンネル』
『パニック・ルーム』や『ミザリー』などに始まり、昨年、監禁されていた部屋から脱出する親子の再生を描き、アカデミー賞を席巻した『ルーム』など、いわゆる“密室映画”はいずれも名作揃い。
そして今年の春は、見逃せない密室映画が続々と日本に上陸する。
■『モーガン プロトタイプ L-9』リドリー・スコット親子が製作&監督
まずは、宇宙船という究極の“密室”を舞台にしてきた『エイリアン』シリーズの最新作『エイリアン:コヴェナント』も控える巨匠リドリー・スコットが製作し、その息子ルーク・スコットが監督を務めた『モーガン プロトタイプ L-9』。本作は、密室の中で育成されている、遺伝子操作によって生み出された“人工生命体”の脅威を描いたSFアクションスリラー。
遺伝子操作により生み出された究極生命体、その名は“モーガン”(アニヤ・テイラー=ジョイ)。人間の常識をはるかに覆す能力を持ち、成長スピードも人間より格段に速く、生まれたときからずっと密室で管理・保護されている。愛らしい表情や性格はまるで人間の女の子そのもので、研究員たちから愛されてきたが、ある日、モーガンが突然、研究者を襲って大怪我をさせる事故を起こしてしまう。