くらし情報『【カンヌ国際映画祭】受賞結果発表!アルモドバル監督、涙で作品絶賛する場面も』

2017年5月29日 16:50

【カンヌ国際映画祭】受賞結果発表!アルモドバル監督、涙で作品絶賛する場面も

女優賞は『IN THE FADE』でネオナチに家族を殺される女性を演じたダイアン・クルーガーに贈られた。授賞式で名前を呼ばれたホアキンはしばらく固まってしまうほど驚き、登壇後もオロオロしてからようやく「まさか受賞すると思わなかったから、スニーカーで来ちゃったよ」と語って、会場をドッと沸かせた。

受賞者会見で「あの驚きも演技ではないのか」と問われたホアキンは、「まったく演技じゃないよ。本当に予想もしていなかったんだ。僕は映画賞なんて縁がないからね」と笑顔で答えたが、ゴールデン・グローブ賞やヴェネチア映画祭での受賞は忘れてしまったのか、と司会者に突っ込まれる一幕も。実は監督のリン・ラムジーが脚本賞で先に名前を呼ばれており、カンヌでは受賞は1作品につき1つという原則があるため、余計に戸惑ったのかもしれない。

女優賞のダイアン・クルーガーは今回の大本命で「これは家族の、そして母親の物語だと思って演じた。本当にエモーショナルな役だった」と語った。
クルーガーはドイツ出身ながら初めてのドイツ映画出演でもあり、監督であるファティ・アキンに感謝を捧げた。

監督賞は『THE BEGUILED』のソフィア・コッポラ。

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