くらし情報『【モアナを知ろう第6弾】オーガニックに生きる島の人々から学ぶ「本当の豊かさ」とは――監督プロデューサーインタビュー』

2017年7月11日 19:30

【モアナを知ろう第6弾】オーガニックに生きる島の人々から学ぶ「本当の豊かさ」とは――監督プロデューサーインタビュー

不足したものをすぐに調達することも難しい環境で、人々は均衡をうまく保ちながら自然と協力して生活している。そのようにして、人々はモノに頼らず、工夫を凝らしながら臨機応変に暮らしているが、その姿にはモノに溢れた生活を送る私たちには無い「精神的な豊かさ」があったという。

オスナット・シューラ―/ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
オスナット氏「私たちは、島の中でも非常に豊かさを感じました。島の人たちの自然とのつながりや、自然に対する精神性にはとても感動的なものがありました。特に現在、世界で起きていることを考えると、皆がああいう考え方をすることができたら世の中も良くなるのではないかと考えたりもします」。

具体的には、大きな葉っぱを使ってちょっとしたリュックサックを作って漁に持っていったり、ココナッツの木から繊維を取って、パンツの上でよじるようにして縄を作るなど、人々はその場にあるものでなんでも作ってしまうのだ。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
モノを買ったり消費することが豊かであるという考えを否定することはないが、物質的な幸せを求めるほど自然とのバランスは崩れ、間接的に島の人々の生活を脅かす環境の一因になっていることも、また否定が出来ない。いまこそ、私たちは南太平洋の人々が持つ、精神的な豊かさから学ぶ必要があるのかもしれない。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.