くらし情報『“映画界の反逆児”エミール・クストリッツァ監督、9年ぶりの新作とともに来日!』

2017年9月4日 12:15

“映画界の反逆児”エミール・クストリッツァ監督、9年ぶりの新作とともに来日!

クストリッツァ監督の作品の大きな魅力といえば、動物たちが披露する人間顔負けの“演技”。その演出法を問われると、「人間と同じ。しっかり食事を与えれば、いい演技をしてくれる」と即答し、会場の笑いを誘っていた。本作にも主人公がまたがるロバや、相棒ともいえるハヤブサ、犬や羊が登場。コスタが熊に口移しでオレンジを食べさせるシーンは、CGなしで撮影されている。

『オン・ザ・ミルキー・ロード』(C)2016 LOVE AND WAR LLC
日本を含めて、世界をとりまく緊張状態が、新たな段階に進んだともいえる現状について「ますます現実とフィクションの境目がわからなくなってきている。明日、何が起こるかは誰にもわからないし」と持論。

「人類のあるべき進化が勝利し、世界が救われることを望んでいるよ。
映画がすばらしいのは、観終わった後に自分の可能性を広げられること。だから、私も映画を作っているんだ。映画館に行くことは、病院の精神科に行くより、良いことだしね(笑)」と映画がもつ意義と、作り手としての信念を語った。エミール・クストリッツァ監督/『オン・ザ・ミルキー・ロード』プレミア試写会
『オン・ザ・ミルキー・ロード』は9月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:
オン・ザ・ミルキー・ロード 2017年9月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
(C) 2016 LOVE AND WAR LLC

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