くらし情報『【インタビュー】ナタリー・ポートマン 女優という仕事への思いが「大きく変わった」』

2017年9月21日 19:00

【インタビュー】ナタリー・ポートマン 女優という仕事への思いが「大きく変わった」

ズロトヴスキ監督からは「タフに演じてほしい」と言われたそうだ。「キュートでスイートな感じではなく、『タフに』と言われ続けた。彼女は私のことをよく知っているから、たった1つの言葉で感情をうまく引き出してくれる。おかげで、いままで見せたことのなかった側面が本作には出ていると思うわ」。

『プラネタリウム』(C) Les Films Velvet - Les Films du Fleuve - France 3 Cinema - Kinology - Proximus - RTBF
全幅の信頼を寄せた監督については「インスピレーションを感じる女性。本当に聡明で、どのくらいかっていうと…言葉が見つからないくらい(笑)」と絶賛。「頭脳明晰だけど、生々しい感情も持っていて、タフでフェミニンで、セクシー。人が憧れるものを持ち合わせてる人。
女性らしさを一切失わず、強くあれるところに何よりインスピレーションを感じたわ」。
ナタリーが監督を語る言葉の多くはそのままローラというキャラクターにも当てはまる。

ナタリーとリリー・ローズが演じるバーロウ姉妹は、19世紀アメリカに実在したスピリチュアリズムの先駆者であるフォックス姉妹がモデルになっているが、ナタリーが合わせて参考にしたのは、同じく19世紀アメリカに実在したウッドハル姉妹。霊能力者として名を馳せた後、姉のヴィクトリアは1872年にアメリカ初の女性大統領候補になった。

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