2017年10月11日 21:30
【シネマカフェ的海外ドラマvol.371】エミー賞話題作、配信までに見ておきたい作品はコレ!
(Huluで全シーズン配信中)をどうぞ。
60年代アメリカの広告業界を舞台にした作品で、エリザベスは業界をのし上がっていく女性コピーライターのペギー・オルセンを演じています。“女性”とあえてつけたのは、「マッドメン」が男尊女卑の色濃い時代の物語だから。「ザ・ハンドメイズ・テイル」のオブフレッドのようにSFとして誇張した苦闘が描かれるわけではありませんが、「マッドメン」のペギーも男社会で当然のように軽んじられています。そんなペギー役でも、エリザベスはエミー賞に6度ノミネート。ときの運もあって受賞は一度もなりませんでしたから、今回の受賞はさぞ嬉しかったことでしょう。
また、「マッドメン」ではペギーが既婚の同僚と関係を持ち、子どもを産みます。その相手が、ヴィンセント・カーシーザー演じるピート・キャンベル。ちょっと面白いことにヴィンセントは、エリザベスが「ザ・ハンドメイズ・テイル」で共演するアレクシス・ブレデルの実生活の夫でもあります(アレクシスも「マッドメン」に数話出演していて、共演をきっかけにヴィンセントと結婚!)。そのアレクシスは「ザ・ハンドメイズ・テイル」の中でオブフレッドの侍女仲間オブグレンを演じ、大熱演でエミー賞ゲスト女優賞を受賞。