くらし情報『【インタビュー】ハリソン・フォード、議論白熱の『ブレードランナー 2049』に持論「謎は謎のままがいい」』

2017年10月26日 17:30

【インタビュー】ハリソン・フォード、議論白熱の『ブレードランナー 2049』に持論「謎は謎のままがいい」

この物語なら、俳優として貢献したい。そう思えたことが、出演を決めた大きな要因だ」。

『ブレードランナー 2049』
メガホンをとったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に対しては、「賛辞するには、言葉が足りない」と全幅の信頼を寄せる。新感覚SF『メッセージ』で世界中を衝撃に包み、かつてスコット監督が手がけるはずだった超大作『デューン/砂の惑星』の再映像化にも取り組む俊英だ。

「ビジュアルで物語を伝える能力の持ち主。『ブレードランナー』という巨大なキャンバスを扱うだけの自信を持っていて、実際“自分の映画”にしてしまったんだから、すごいと思うね。もちろん、前作への敬意を忘れていない。ドゥニと何作かタッグを組んでいる、撮影監督のロジャー・ディーキンスの仕事ぶりもすばらしい。
二人とも(指をパチンと鳴らしながら)一瞬の映像が、1000の言葉にも勝ることを熟知しているんだ」。

『ブレードランナー 2049』
テクノロジーの進歩によって、現実世界はどんどん『ブレードランナー』化している。

「環境破壊や貧富の格差など、暗示的なモチーフは確かにたくさん登場する。2049年のロサンゼルスは、急激な気候変動で海抜が上がったせいで、巨大な壁で守られているし、底辺で暮らす人々は遺伝子組み換え植物で、何とか生きながらえている…。

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