くらし情報『【イマ旬!ハリレポ】現地目線!第90回アカデミー賞レース特集~入門編』

2018年1月4日 16:00

【イマ旬!ハリレポ】現地目線!第90回アカデミー賞レース特集~入門編

現在、トランプ政権で大揺れに揺れているアメリカ、そして様々なセクハラ問題などから女性の社会立場が何かと話題になる最近の世相において、まさにタイムリーな映画で、作品賞候補にノミネートされること請け合いの作品だ。

『ゲット・アウト』
そして次のノミネーション確率大の作品は、こちらも世相を反映したユニークなエントリーでホラー映画『ゲット・アウト』。アカデミー賞候補にホラー映画のタイトルが挙がるのは非常に珍しい。アカデミーは「ホラーとSFが嫌い」という定説はいまだ根強いのだが、この『ゲット・アウト』の強みはただのホラーではなく、ここ数年アメリカに吹き荒れている人種問題に、非常に賢い風刺を効かせたストーリーであるという点だ。黒人監督、黒人ライターそして黒人男優主演による本作は、現在ハリウッドで注目されている業界での多様性を具現化している作品ということでも特出している。これまであまりに白人優位で問題になったアカデミーにとって本作をノミネートすることは、心機一転・汚名挽回のいいチャンスとなるだけに候補確率はかなり高い。

『レディ・バード/Lady Bird』(原題)
今年のダークホースで、こちらもノミネーションほぼ確実と思えるのが『レディ・バード/Lady Bird』。

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