【独女のたわごとvol.41】自分らしくていいじゃない!前向きに生きていく『アバウト・レイ 16歳の決断』
縫製がとても丁寧で美しく、日本人の手仕事に惚れ惚れします。
基本どれも1点ものなので、その日にどんな洋服と出会えるのかは運命のようなもの。もちろん何も買わずに帰ることもありますが、今日はどんな洋服と出会えるかなというワクワク感、出会ったときの運命感、たまりません(それを恋愛にも活かしてください、自分…)。洋服は女性らしくても中身は四十路のオッサンと化しつつあることが(かなり)心配ですが、まあそれも私らしさです。
自分らしさと言えば、『アバウト・レイ 16歳の決断』というとても素敵な映画と出会いました。身体は女の子、心は男の子として生まれたレイ(エル・ファニング)が主人公です。
16歳になったレイは、心も身体も男の子になるためにホルモン治療をして、晴れて男の子になったら新しい学校に転校して、本物の人生を始めたい──と思っているのですが、周りの大人たちがなかなかどうして、受け止めることができない。治療のためには、両親のサインが必要なのですが、母親のマギー(ナオミ・ワッツ)はシングルマザー、父親のサインも必要で過去と向きあうことに。
一緒に暮らしているマギーの母親、レイのおばあちゃんのドリー(スーザン・サランドン)