「侍女の物語」全てを奪われても“絶対に屈しない”女性たちに注目…特別映像入手
さらに「こういうことが起きてもおかしくない。非現実的なようで、ごく身近な世界なのかも」と断言するのは、モイラ役を務めるサミラ・ワイリー(「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」)だ。男性絶対優位の権力構造、正妻が侍女に抱く女の嫉妬や確執、その一方で描かれる侍女同士の絆や友情、子への無償の愛…。センセーショナルな設定や衝撃的な展開がありながら、どこか“現実味”が漂い、あり得そうな世界に感じられるのが本作の醍醐味。女性の人権が侵害されてきた過去や現在への批判、そして未来への警鐘を含み、決して絵空事ではない点が全世界で物議を醸している理由だろう。
映像の最後では、エリザベス・モスが「オブフレッドは全て奪われる。人権も、世界も、友人も――。それでも決して諦めないの」と力強く語り掛けるとともに、覚悟を決めたかのような表情を浮かべるオブフレッドの姿も映し出されていく。
“侍女”オブフレッドが目指す先に希望はあるのか、物語の行方を見届けて。
Huluプレミア「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン1は2月28日(水)よりHuluにて独占配信開始、以降毎週水曜日に1話ずつ追加予定(全10話)。
(text:cinemacafe.net)
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