2018年2月28日 22:00
【インタビュー】ルピタ・ニョンゴ、信念と愛…強さあるキャラクターの役作りとは?『ブラックパンサー』
「まず、脚本を読んでそのストーリーの壮大さに圧倒されました。マーベルスタジオというのは、いまや世界中にファンを持つ大きなスタジオですし、そのスタジオがこういった映画を作ることは素晴らしいことだと思います」と話すルピタ。「これまで“ヒーロー作品”では取り上げられることがなかったアフリカが舞台になるや、ありとあらゆるタイプの女性キャラクターが登場すること。そして、女性に限らず世界中全ての観客のモノの見方が変わるような、観た人に自尊心が芽生えたり、勇気を与えられる映画の一部になれたことは、本当に光栄なことだと思っています」。
演じるヒロイン・ナキアは、ワカンダの秘密を狙う外敵の情報を入手するため、そしてワカンダが世界から隔絶しないように、スパイとして世界各国に潜入する役どころ。その職業上、“目立ってはいけない”――だが魅力は炸裂している。「ナキアというキャラクターは、静かながらも力強く、ものすごいパワーを秘めていることを感じさせるわ。そして自分の意見や考え方をしっかりと持ち、自分のポジションや立場をきちんと理解している。
静かに、でもどっしり構えながら活動している。そういうところが好きだし気に入っているわ」。