くらし情報『【インタビュー】高杉真宙が体現した単なる王子様ではない“いくえみ男子”』

2018年3月2日 16:00

【インタビュー】高杉真宙が体現した単なる王子様ではない“いくえみ男子”

『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(C)2018「プリンシパル」製作委員会(C)いくえみ綾/集英社マーガレットコミックス刊

その中で、高杉さんが特に着目したのは、原作の中である人物が和央を指して言う“黒王子”というワード。

「キラフワの王子様の和央は、学校のみんなが見ている和央であって、彼自身がそうしてるわけじゃない。その裏に男っぽさや芯の強さ、一途さがある。それが見え隠れするからこそ“黒王子”って言葉が出てきたんだと思うんです。和央の恋愛部分は映画でもしっかり描かれてるけど、いきなり恋愛シーンで男らしさや強さを見せても変だなとも思ったし、学校のみんなには見えてなくても、映画館で観てくれるお客さんには、そういう和央の芯の部分を感じてもらえるように意識しました」。


『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(C)2018「プリンシパル」製作委員会(C)いくえみ綾/集英社

これだけ掘り下げての役作りは、先述のように漫画好きだからこその部分もあるだろうが、もうひとつ、高杉さん自身が周りから見られるイメージと自らの内面のギャップを強く感じているからこそかもしれない。最初にスカウトされた時、女の子と間違われたというのは既に多くのファンが知る有名なエピソードだが、いまでも外見から、女性的な柔らかい印象、王子様的なイメージを抱いている人も多いだろう。

「そういう印象を抱いてる人は多いでしょうね(笑)。確かにそういう意味で、今回の和央と似ている部分はあったと思います。

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