山崎賢人『羊と鋼の森』に“久石譲×辻井伸行”の極上旋律響く!本予告
作曲家としても『神様のカルテ』「美の巨人たち」などの映画やテレビ番組の音楽も担当し、コンサートも日本のみならず世界中で開催してきている。
原作「羊の鋼の森」は「本から音が聴こえてくる」という感想が出たほど、表現力豊かに描かれた物語。その世界観、そして“ピアノ”の魅力を最大限に活かせるテーマ曲を考えた映画制作陣は、優れた表現力で世界的に有名な音楽家である2人に制作を依頼。もともと原作に親しみ、その世界観に強く惹かれた両名がオファーを快諾したことにより、今回の豪華すぎる“夢”のタッグが実現した。
曲の収録は昨年夏、コンサートホールにオーケストラを集め、久石さん自らタクトを振って行われた。この日、初対面となった2人は互いに「お会いできて光栄です」と挨拶。事前に打ち合わせをした後に本番収録となった。息の合った演奏をした2人は、終わった後も「本当に楽しかった」と嬉しそうな笑顔を見合わせ、その姿はまるで相思相愛!ピアノの調律に真摯な思いをぶつける本作に相応しいエンディング・テーマが完成した。
久石譲「調律師は求める音を表現してくれる、本当に大事な存在」
本作で山崎さんをはじめ、鈴木亮平、三浦友和が演じる調律師の役割について、久石さんは「ピアノによってタッチがそれぞれすごく違います。